suguru ishibashiのコラム

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キャバクラのボーイという仕事

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僕は今、本業とは別で横浜でアルバイトでキャバクラのボーイ(常に人手不足なのでほぼ毎日働いてます)を手伝っていています。そこで気付いた事、経験を元に文章を書いていきたいと思ってます。

元々僕は西麻布でラウンジのWEBサイトを制作、管理をする仕事をしていました。(体入ドットコムみたいなやつ)

なので、キャバクラがどういうところで中で何をしているかというのは水商売のサイトを制作している人間のクセに恥ずかしながら知らなかったです。

そんな時、ある大手のキャバクラ会社の本部長が「横浜にラウンジを作るので、ラウンジに詳しい人間を横浜に数名連れて来てほしい」というお願いがあり知り合いだった僕がその時の会社を辞め、横浜で働く事になりました。その時は若くてとりあえず何事も挑戦してみようという気持ちでした。

西麻布には僕を可愛がってくれた先輩方や知り合いが沢山いたのであの時断って西麻布に残ってたらどうなってたのかなと思う時も未だにあります。

まず、キャバクラのボーイは予想以上に大変な仕事です。

お酒の種類、マナー、お客様への配慮、女の子への配慮、同僚のパワハラ等あげたらキリがありません。実際にその時いた上司にもイジメをうけていましたし、始めの1カ月で辞めようかなと思いました。女の子にもあの人にモノを頼むとドリンクが来ないから辞めさせてほしいと言われた事もありとても落ち込んでたのを覚えています。

しかし、この仕事は注文が早いとか仕事ができるという要素は20%くらいで良いと思っています。一番大事なのはお客様と女の子にどれだけ好かれるかという事です。

それができれば仕事はできなくてもどうにかなる様な気もするのである意味難しい仕事ではあります。

後、偏見ですが人の紹介でなくサイトを通して自らボーイになりたいと志願して来る人は少し変な人が多いイメージです。

話は戻り、僕は友達もなんの人脈もない横浜に来てしばらくの間は孤独でした。元々、陰キャ気質のある僕は今は職場の人と話していますが当時は誰とも喋ってなかった様に思えます。

でも、半年くらい働いてから変化がありました。お客様から一緒に飲もうよと言われたり、名刺をくれと言われる様になり周りがほんとに少しずつではありましたが、評価をしてくれる様になりました。

正直、この仕事は大変ですが女の子やお酒が大好きなパリピタイプな人にはオススメだと思います。逆に真面目な人や趣味に生きている人間がおそらく一番ボーイには向いてないかもしれません。(僕もあまりお客さんや女の子に好かれるタイプでは無いですが続けられてます。)

横浜に来たメリットは色んな人に出会えた事です。ボーイだけではなく、やったことない仕事を知らない土地で1からコミュニティを作り上げるのはとても大変ですがそれが出来ればどんな場所、どんな仕事でもやっていける自信はつくのだと思います。キャバクラのボーイを経験した事で生命力や問題解決能力を養えた事が一番のメリットではないでしょうか。


子供の頃はアンパンマンが嫌いでした

独りよがりの正義に酔いしれるアンパンマンが観ていてとても不快な気持ちにさせられていた覚えがある。

しかもバイキンマンを倒す方法がステゴロ(素手の喧嘩)で暴力的なのも知性をあまり感じられなかった。

自分の事を知る第一歩として、他人として常に第三者目線で見ている。

僕はいつも会話がぶっ飛んでてめちゃくちゃなこと言ってる人だと思うけど、そんな事よりもしゃべり方とか声のトーン、雰囲気とかルックスの見え方を常に意識している。


youtubeや朗読するのも自分はどう他人に見えてて本当はどんな声をしてるのか、被写体を通して、他人からどう映っているのだろう。


僕自身理想があるので、普通のビデオカメラで他人の目に写っている本当の声や姿を観る行為は少し怖かった。


でもそういう理屈や感情も結局はそうやって他人にコントロールされてる自分があまり好きではないが、常に芯が強くブレない世界は持っておきたい。